長崎県議・野本三雄の『長崎・夢、確かなカタチに!』

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zoom RSS [一問一答]長崎の教会群、世界遺産にはならなかったのでしょうか?

<<   作成日時 : 2012/08/01 12:03   >>

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県民の質問長崎の教会群が世界遺産になるかと思ったのに、今回はダメだったのですか?


野本の回答今年、日本から世界遺産に推薦されるのは『富岡製糸場と絹産業遺産群』に決まりました。富岡製糸場は群馬県富岡市にある明治時代の生糸生産の工場です。鎖国を開いた日本は世界と取引できる輸出品として生糸・絹の生産に力をいれましたが、そのために作られたのが富岡製糸場で、当時世界でも屈指の規模を誇った工場です。日本の近代産業を語る上で大切な史跡です。
国がユネスコに世界遺産登録を推薦できる枠は1年に1件のみと決まっているので、長崎の教会群は来年以降の推薦を目指すことになりました。

県民の質問数年前から「世界遺産に」という話は聞いていましたが、特に今年は期待が大きかったように思います。なぜ今なのでしょうか?

野本の回答長崎の教会群は、キリスト教の日本伝来→布教の広がり→弾圧→信徒の潜伏→復活という長い歴史を物語る史跡です。大浦天主堂ができた時、それまで隠れて信仰を継承してきた隠れキリシタン達が、外国人神父のところに名乗り出たのですが、これが「信徒発見」と呼ばれ、キリスト教の奇跡のひとつとして数えられています。2015年3月はその信徒発見から150周年に当たるので、県は是非ともこの機会に世界遺産登録を果たしたかったのです。
ユネスコの審査には2年ほどかかるため、今年の推薦を逃した今、150周年には間に合わなくなりました。しかし国の推薦枠に入りさえすれば、史跡としての評価はむしろ国内より海外で高いので、来年こそ推薦枠を勝ち取りたいと県は考えています。

県民の質問来年の推薦枠獲得に向けて、どんなことが必要になるのでしょうか?

野本の回答今年の審議の際、指摘された問題点の解決がまず必要です。地域的にも時代的にも範囲の広い史跡群だからこそ、その関連性の見せ方や保全管理の難しさが問題となっているので、全体を包括的にストーリーとして見せる視点と、個々の史跡を地元が主体となってしっかり保全していく視点の両方が必要になると思います。
また、バックアップである「地元の登録への意欲」が重要なポイントとなると思いますので、各地域の理解と県全体の意思統一が必要になると思います。
一年の余裕ができたと考えて、来年の推薦枠獲得のためにしっかり準備をしていきたいと思います。

【2012年8月号・一問一答 掲載】

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