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zoom RSS [県政研究]新県庁舎は基金の範囲で建設可能! 建設費用を具体的にシミュレーションしてみた

<<   作成日時 : 2008/05/01 00:01   >>

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野本私案・新長崎県庁舎構想イメージ図

先月の県政研究の記事『行政改革と指定管理者制度・PFI制度の導入留意点の検討 民間資金や能力の活用とその問題点について』において、新長崎県庁舎についての野本私案の存在に触れた。県庁舎建設の構想がいよいよ具体性を帯びてきたので、今後の具体案を検討するたたき台として、知合いの技術者の方々にお願いして資金と費用のシミュレーションを作成したものだ。

結論としては、先月の記事でも述べたように、この私案に関しては従来方式の建設がベターと判断した。
これから検討される第二第三の案についても、同様の具体的なシミュレーションとそれに基づく具体的な論議がなされるべきであると考えるので、ここにその資料を公開しようと思う。



野本私案:県の行政庁舎、議会庁舎、警察庁舎の3点セットを並立させる

ご紹介する私案は、従来の議論の基本となってきた、県の行政庁舎・議会庁舎・警察庁舎(いわゆる3点セット)を並立させたものである。
行政機能の集約化とともに、長崎の文化に根ざした洋館を思わせる外観、長崎観光の玄関口としての眺望への配慮、広場の多用によって県民の集まる場の提供、などを要件に盛り込んでいる。

新県庁舎の敷地にどのような機関を一緒に置くかは、新たな意見が数々出てきている。長崎市役所・市議会を並立する案、行政庁舎を高層化してそれらを同居させる案などである。

いずれの案にも市側の思惑など別の条件が加わるので、それらについて議論する土台として、まずは基本的な構想である『県機関3点セット並立案』を提示することにした。計算上、それぞれの施設について必要と提示されているスペースを更に20%上乗せして、建設費の余裕分を考慮している。



シミュレーション結果データ

公施設建設に実績のある専門の技術者の方々に「従来方式による建設」「PFI方式による建設」の2通りのシミュレーションをお願いした。「PFI方式」については先月の記事をご覧いただきたい。

行政機能の集約化とともに、洋館を思わせる外観、長崎観光の玄関口としての眺望への配慮、多目的広場の設置よる県民の集まる場の提供、などを要件に盛り込んでいる。

細かい専門用語などわかりにくい部分もあるが、生のデータを提供する目的で、敢えてそのままご紹介している。

→野本私案・新長崎県庁舎建設費用シミュレーションデータ [PDFファイル:3,649KB]

※この資料をご利用いただくには、パソコンにPDFファイルを利用できる無料ソフト『Adobe Reader』が必要です。「ダウンロードしますか?」というメッセージが出たらパソコンに入っていませんので、そのまま実行してください。→こちらからダウンロードすることもできます。


結論:基金の範囲内で建設可能!今後の議論のベースにしたい

シミュレーションにより、「従来方式による建設」と「PFI方式による建設」に要するコストは大差ないという結果が得られた。
建設に要する費用の蓄積が無い場合であればPFI方式を採用する必要があるが、新長崎県庁舎に関しては既に建設資金が基金として貯えられており、PFI方式を採用するメリットに欠けるので、「従来方式による建設」がベターと結論づけた。

更に肝要なのは、建設費が現在基金として蓄積されている360億円の範囲内で十分可能という点である。

県庁舎新築には450億円が必要とする意見があったが、その数値の根拠は「鹿児島県庁舎新築の費用を施設のスペースの比率で勘案したもの」らしい。求める機能や資材の違いが考慮されているわけではない。しかし議論の場に具体的な数字を持ち出すきっかけとなった点においては、大いに評価したい。

今後、県庁舎周辺にどのような機関を配置すべきか、その場合の用地と資金の確保や元の施設用地の利用法など、議論は細分化していくであろう。第二・第三案の提案に当たっては、ぜひ今回と同様の具体的な資金・費用案が提示されるべきと考えている。

同僚議員各氏にはこの資料をたたき台としてご活用願いたい。また、県民の皆様には「こんな機能を設置して欲しい」「こんな条件も考慮すべきではないか」といったご意見を、野本宛に広くお寄せ願いたい。



【2008年5月号・県政研究 掲載】

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