長崎市網場から茂木に出て長崎半島西側海に沿い三和・野母崎への道路(県道野母崎宿線・県道34号)は、朝明けの太陽を東の橘湾に見ながら走るサンライズルートだ。まだ、道路整備は不十分だが、昭和40年代まで続いた自衛隊工事の時代を考えると隔世の感がある。信号機の少ないこのスロー・ドライブロードを時速30〜40キロで天草列島を望み、頼山陽の詩“雲か山か呉か越か水天髣髴青一髪・・・”の世界を楽しむ。晴天の日は雲仙岳を雄大な橘湾越えに遠望できる。 沿線に転々と“無人販売スタンド”がある。秋から新春までは地域特産のミカンが主体で、スタンド毎の味比べが出来る。15個ばかりのみかん1袋が100円というのは楽しいお買い物だ。また、この10月に茂木港に農漁家の直売所“もぎたて新鮮市”が開店し大賑わいだった。生産者と消費者の交流が増し、旬の食材の提供で食の安全安心、地域の活性化に貢献している。 三和町行政センター隣接の“道の駅さんわ”、野母崎水仙公園近くの“のもざきふれあい市場”、その他の漁協鮮魚特売場や地元蒲鉾生産者の直売所も楽しめる。 この沿線は、平成18年13号台風により、一部道路崩壊がありビワの塩害も甚大。国の激甚災害の指定を受けた。農業被害には無利子融資や償還条件の緩和、改植用のビワ苗木斡旋などの支援策が県議会で審議されている。 【2006年12月号・トピックス 掲載】 |
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